相棒 劇場版Ⅳを観て思ったこと(ネタバレあり)

**なんとなくネタバレしていますので、気になる方は読まないでください**

昨日、「相棒 劇場版Ⅳ」を観て、今さらかもしれないですが、思ったことがあります。

「相棒」では右京さんが名探偵役なわけですが、今回の話はまさに、

前に聞いたことのある「後期クイーン的問題」に合致しているのでは!

と感じました。

「後期クイーン的問題」とは何か?

正直、本末転倒な意見だと思いますが、(以下はWikipediaより抜粋させていただきました。)

「作中で探偵が最終的に提示した解決が、本当に真の解決かどうか作中では証明できないこと」

をメインとして、

「名探偵の存在そのものにより事件が引き起こされるケース

(例えば、探偵を愚弄あるいは探偵に挑戦するために引き起こされる殺人のようなケース)」、

あるいは、「探偵が捜査に参加することを前提として計画された事件が起きるケース」などとも絡んで議論される。

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ということなのだそうです。

ちょっと違うかもですが、名探偵の推理そのものが事件を引き起こす、あるいは、

その推理を(犯人側に)前もって計算されている、利用されている。

つまり、名探偵がいなければ、事件そのものも起きなかった、という矛盾が起こってしまう問題かなと理解しています。

そこを言い始めたらいかんでしょ、と、思いつつも、

今回の劇場版は、わたしの中でまさにこの問題がわかりやすく当てはまりました。

それにしても、作家さんというものは、素晴らしい推理小説を書く上に、さらにこんな難しげな、

根本的なことにまで悩んだりして、大変だなあ・・と思います。

(この問題は、クイーン自身が提起したのではないそうですが、日本の推理小説家の方が言い出したみたいなので、

その方はきっといろいろ悩みつつ創作されていたのだろうなあと想像します)

しかし、このようなことを思いつつも、映画自体は本当によかったです。おすすめです。

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